★指 導 の 重 点
(1) 各教科・道徳・総合的な学習の時間・特別活動・外国語活動
ア 各教科
○豊かな言語活動をもとに児童が相互に学び合う場面を大切にし、「ともに調べたり考えたりする力」を育てるために問題解決型や体験活動型の授業を重視する。
○目的に応じて資料や情報を読み取り、自分なりに組み立てたり、関連付けたり、根拠や意味を考えたりできる能力の育成に努め、思考力・判断力・表現力の育成を図る。
○授業改善推進プランの作成・公表・実施・改善をしていく授業改善サイクルを確立し、各教科のねらいに基づいた年間指導計画と、単元や本時のねらいを明確にした週ごとの指導計画に基づいて計画的な指導を行う。
○国語科において、しっかりと人の話を聞き、自分の考えを自分の言葉で表現できる力を育てるとともに、書く指導の充実を図り、考えたことを適切に文章表現する能力や態度を培う。
○社会科や生活科において、地域や社会、日常生活との関わりを意識した学習を強化し、地域の人材や校内の民具室を活用するなど自分のこととして地域社会や歴史、環境、文化と関わり、友達とともに調べたり考えたり表現したりする学習を推進する。
○算数科において、児童一人一人の個性や能力に応じたきめ細やかな指導をするため、習熟度別・課題別少人数指導やティーム・ティーチングなどの工夫を低学年から取り入れ、どの子もわかる授業を行う。
○理科において、児童が自分との関わりで、自然、科学、環境について調べたり考えたり表現したりする学習を推進する。
○体育科においては、体力調査等の結果も活用して継続して体力づくりができるよう、縄跳びや持久走などの取り組みを計画的に行う。
○食育リーダーのもと、養護教諭や栄養士などと担任とのティームティーチングによる年間食育計画に基づいた食育や健康教育を進め、心と体の健康づくりに努める。
イ 道徳
○人権尊重の精神を基盤とし、道徳の時間を要とした全教育活動を通して、道徳的心情や主体的な判断力、規範意識や社会性を培い、道徳的実践力を高める指導の充実を図る。
○自他の人格の尊重を基礎とし、社会の一員としての自覚を高め、権利と義務、自由と責任に
ついての認識を深めさせ、自分の生き方を深く見つめさせることを通して道徳的実践力の育成に努める。
○人と人との関わりを大切にし、年間を通して「言葉づかい」「あいさつ」の指導を重点的に行い、豊かな人間関係を育てるとともに、いじめや偏見を許さない心と自律性の育成を図る。
ウ 総合的な学習の時間
○「学校や地域、セカンドスクール、プレセカンドスクールなどで訪れる地域で、豊かな地域環境・自然環境・文化環境の中で、ともに学び合う活動」を中心テーマとし、集団宿泊体験・社会体験・自然体験・交流体験などを通し、自ら課題を見付け、課題解決や探究活動に進んで取り組む態度を育てるとともに、自らの考えや学んだことを積極的に表現できる能力の育成を図る。
@地域・自然・文化について学び合う活動
A自己を表現し、自己の生き方について考え合う活動
B他人と豊かに交流し合う活動
○児童の積極的な活動を充実させるため、年間計画に基づいて、教科、道徳、特別活動との関連を図り、学習形態や指導体制を工夫する。
エ 特別活動
○学校行事や学級活動・児童会活動の実践を通して、集団の一員としての自覚を深める。
○運動会、はとの子発表会、集会活動などの異学年児童の交流の場を多く設定し、児童が互いを認め合い、高め合う豊かな人間関係を育てる。
○集会活動を中心として話し合いを通して創造する活動を充実させ、児童の自主的・自発的態 度を養う。
○福祉施設への訪問活動や、ボランティア体験、縦割りの落ち葉拾い活動など環境へ働きかける活動などを通し、よりよい環境づくりや、社会的奉仕などに参画する実践的態度を培う。
オ 外国語活動
○外国語を週35時間設定し、ALTの活用を図りながら、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図る。
(2)特色ある活動
ア 基礎・基本の徹底とともに考える力の育成
○ノーチャイムの生活の習慣化を通し、児童自らが判断し行動できる能力や態度を培う。
○始業前の週3回10分間の朝の読書活動や毎朝の図書の貸し出し、さらに、年2回の読書旬間を設けるとともに、図書サポーターと連携して、本に親しめる環境を醸成する。
○落ち葉掃き、堆肥づくり、ビオトープでの遊び、昔遊びなど地域の自然や文化に触れる体験活動を通して、豊かな感性や、環境に対する思考力や判断力を伸ばすとともに、地域や、自然、環境、文化を大切にする態度を養う。
イ 人と人との豊かな関わりの醸成
○昼休みを30分間設定し、健康づくりと豊かな人間関係を保てる児童の育成を図る。
○食育教育全体計画に基づき、年間を通してランチルームでの異学年児童による交流給食を進め、食に対する関心や、豊かな心を育てる。また、敬老招待会食会を実施し、高齢者の豊かな体験と知恵を学ぶ機会を作る。
○セカンドスクール・プレセカンドスクールでは、田植えや稲刈り、山菜とり、地引網など都会では普段できない体験や活動を行い、農山村地域での共同の宿泊体験を通して、仲間やその土地の人々との関わりを深める。
○児童一人一人の学習や生活の進歩の状況・児童のよさを見出し、意欲づけとなるよう、保護 者との個人面談日や相談日を設け、毎月1回は担任と話ができる環境を整える。
ウ その他
○図書室サポーターの活用による読み聞かせ活動や調べ物に関する相談活動、市立図書館との連携などを通して読書活動の充実を図る。
○理科専科教員を活用して科学に対する興味・関心を高めるとともに理科授業の充実を図る。
○情報活用能力を高めるとともに、ネチケットや個人情報の保護、著作権などの情報モラル教 育を行う。
○吹奏楽団の活動を通し、ねばり強く練習し、規律ある生活の中で豊かな情操を養う。
(3) 生活指導・進路指導
ア 生活指導
○椅子を引き、ルールに基づいた発言をできるようにするなど、授業規律の徹底に努める。
○児童相互の豊かな人間関係づくりをめざし、学級活動、異年齢活動、日々の生活などを通して心を通じ合えるように、他人の話をしっかり聞き、自分の考えを豊かに表現できるように指導する。
○交通安全・生活安全・災害安全の視点から、安全指導・安全点検を毎月計画的に実施し、学校内外の環境整備・事故防止の徹底を図る。
○児童の安全を守るために、地域安全マップづくりや、交通安全教室、セーフティ教室、不審者対応訓練、集団下校訓練、自転車安全講習会などを、地域や保護者と連携して計画的に実施する。
○特別支援教育を進めるために、特別支援校内委員会を設置し、個別指導計画を作成するとともに、関係機関とも連携して個々の児童に合った指導の充実に努める。また、教育相談室(なかよしルーム)を週1回開設し、子ども・保護者・教師の心のケアの場として機能させ、教育相談の充実を図る。
○家庭と連携して望ましい生活習慣の確立に努めるとともに、保護者会や子育て教室などの機会を利用して、家庭での子育てを支援する情報提供を積極的に行う。
イ 進路指導
○児童が、自分のよさに気付き、伸ばすことにより自信をもち、生き生きと生活できる力を育てるとともに、キャリア教育の視点にたった進路指導の充実を図る。
○幼小・小中の連携を深め、児童が安心して小学校生活に慣れ、児童が希望を持って進学できるようにするため、「三中ブロック協議会」「幼小中連絡協議会」などを開催し、授業改善学習規律の確立、特別支援教育などに関する情報交換を行う。
○全教育活動を通して、児童が自らの将来にわたる生き方について考え、適切な進路を選択できるための基礎となる能力を育てる。 |