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第二中学校校内研修【武蔵野市民科の充実に向けて】【本文】
第二中学校では、武蔵野市の教育課題研究開発校として、「武蔵野市民科」に関する取組を進めています。 6月15日(水)には、2年生の先生方が、「職場体験を通したSDGsの実践と課題の発見、解決策の提示」をテーマに、今年1回目の研究授業に臨みました。 今回の授業では、まず前時までに各自で調べた職場体験先の仕事内容について発表をしました。学習者用コンピュータを活用し、体験先のHPだけでなく、仕事内容に関係するサイトを探すなど、調べ方も工夫しています。 今回はさらに「武蔵野市民科」として職場体験に臨むということで、仕事の内容を調べるだけでなく、「体験する職場や職種が地域や地球にどのように貢献や配慮しているかを考えよう」と、SDGsに絡めながら考えを深めていきました。 「図書館は資料収集や図書の貸し出しを通して、質の高い教育をみんなが平等に受けられるようにしているんじゃないか」 「美容室で性別に関係なく好きな髪形にできることは、ジェンダー平等につながると思う」 など、学習者用コンピュータを使ったり、SDGsの17の目標を見たりしながら様々に考え、ワークシートにまとめていきました。実際の職場体験で子どもたちがどのような気付きや学びを得てくるか、とても楽しみになる授業でした。 授業後は先生方でよりよい授業にしていくための協議を行いました。 「地域や社会への貢献について、もっと子どもたちに考えさせる時間を設けることができるとよかった」 「今回の授業は消費者の立場から社会の当事者へと、子どもたちの視野を広げることにつながるのではないか」 など、活発な意見が交わされました。第二中学校では、今回の授業を皮切りに各学年でも武蔵野市民科の実践を進めていくとのことです。これからの実践がとても楽しみです。【添付ファイル】
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