【タイトル】
研究発表「武蔵野市民科」(第二中学校)【本文】
1月17日に第二中学校で武蔵野市民科の研究発表が行われました。 令和3、4年度の2年間に渡り、第二中学校では「大人になって、世界のどこの国、どこの町にいても、一市民として協働し、社会参画できる人」を目指す生徒像に定め、総合的な学習の時間を中心に各教科等と連動させたカリキュラム・マネジメントを研究してきました。 本日の授業では、第一学年は「職業調べ」として、身近な人へのインタビューを行い、自分なりの気付きを自立・協働・社会参画の視点からまとめていきました。「仕事というのは、単にお金を稼ぐだけでなく社会貢献や地域を大切にしようとしていることが分かった」など、自身の職業観を深めることができました。 第二学年は、鎌倉校外学習で実際に見て、調べて感じたことを発表するとともに、鎌倉で見たことを基に武蔵野市だったらどうした取組が考えられるかを発表していきました。一年生の時から高尾山の校外学習や職場体験においてSDGsの観点でまちや仕事を見てきたことで、子どもたちは様々な視点で自分の考えを深めることができました。 第三学年は「みんなが好きになるまちをつくろう」ということで、「自分が市の職員だったら何に取り組むか?」「最優先で取り組むものを一つ決めるとしたらどれか?」といったことを、グループワークを取り入れながら考えていきました。 授業では、市政アンケートの結果と自分たちの考えを比較し、若い世代の声を届けていくことの大切さを感じることができました。 どの授業も先生方がこの日の授業だけでなく、日々の積み重ねの中で子どもたちの力を育み、計画的に取り組んできたことが分かりました。 研究協議会でも他校の先生から様々ご意見や質問が寄せられました。 ご参加いただいた皆様、ご指導いただきました講師の皆様、ありがとうございました。【添付ファイル】
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